2012年3月27日火曜日

「家庭の食事からの放射性物質摂取量調査」結果

日本生協連は2012年3月27日、「家庭の食事からの放射性物質摂取量調査」の結果について発表しました。
http://jccu.coop/info/pressrelease/2012/03/post-1113.html

調査の目的
・ 一般家庭の日々の食事に含まれる放射性物質の量について、生協組合員の関心が高いため、 その実態を科学的に調査すること。
・ 被災地を中心に広く生協組合員の協力を得て、実際の食事と使用した食材に関する情報や、食 事に対する意識を調査することで、実情を把握すること。
・ 調査結果や関連情報を広く消費者の皆さまへ分かりやすく提供していくことで、現状を正しく理解 するための一助とすること。

実施時期:2011年11月14日~2012年3月23日
各家庭の2日分の食事(6食分と間食)を1サンプルとして、すべて混合し測定(ゲルマニウム半導体検出器、検出限界1Bq/kg)

測定物質:セシウム134、セシウム137、ヨウ素131、カリウム40
検査機関:日本生協連、東海コープ事業連合、コープこうべ、コープ九州事業連合(エフコープ)の検査センター


237サンプル中226サンプルからは、検出限界以上の放射性セシウムは検出されませんでした。
不検出が全体の95%にあたります。
1Bq/kg以上の検出が見られたのは11件でした。都県別には福島県10件、宮城県1件です(【表1】参照)。
今回の調査は福島県では96件、宮城県では11件実施しています。
放射性ヨウ素の検出はありませんでした。

放射線被曝から子どもを守る会 多賀城の皆さんが、多賀城市長に直接陳情を行いました

子どもの未来を守ろう☆白石の会同様、こちら多賀城で活動されている会の皆さんも、放射能に関して不安を持ったのがきっかけで集まった、普通のママさんたちの集まりです。

それぞれ小さい子どもを抱えながらの活動ですし、陳情と一言でいってもそこに至るまでは様々なご苦労があったことと思います。

こちらの多賀城の会のサイトで、健康調査や土壌調査の要望、会員の方が被曝量を把握するために民間機関で行った尿検査のやりとりのお話等、当日のやりとりの様子が詳しく書かれています。
http://ameblo.jp/tagajyomiraie/entry-11204304948.html

2012年3月23日金曜日

白石市が除染計画案 空間放射線量、年1ミリシーベルト以上

3/24 河北新報より転載
 
福島第1原発事故に伴う放射性物質の除染について、宮城県白石市は実施計画案を策定し、22日、住民説明会を始めた。
 計画期間は2012年4月から14年3月までの2年間。除染対象は空間放射線量が毎時0.23マイクロシーベルト(年間1ミリシーベルト)以上の地域とした。保育園、幼稚園、小中学校、高校などが最優先で、次いで通学路の側溝、公園、公共施設など。
 住宅や農地などは、市が所有者と協力して取り組む方針を示した。
 除染に伴って発生する土壌に関しては、仮置き場の設置を検討しているとしたが、現状では決まっておらず、当面は現場で保管する。
 福島県境の越河地区であった説明会では、住民から「放射性廃棄物を農地の近くに捨てられたら、農家をやめざるを得ない」「風評被害対策はどうするのか」などの意見が出た。
 白石市は今後、4月12日までに、市内9カ所で住民説明会を実施する。

◇◇◇転載以上◇◇◇

白石市の除染に関する住民説明会日程

「放射能から岩沼を守る会」が発足しました。

岩沼でも、子どもたちや住民の健康を守るため、市民有志による
「放射能から岩沼を守る会」http://hakaritai.blog.so-net.ne.jp/2012-03-23-2
が発足しました。

今後、チラシ作製、5月広報詩への掲載の準備も進めており、毎月第3月曜日に定例会を行うそうです。

「第3回定例会のお知らせ」

日時 4月16日(月)10:00~12:00
場所 岩沼市西公民館 2階(駐車場有り)

*当会はどなたでも参加できます。参加スタイルは自由です。定例会に参加できなくても構いません。当日かかった費用(会場代、資料コピー代実費のみ100円程度)をいただいております。
お子さん連れ歓迎。お気軽にご参加ください。

「放射能から岩沼を守る会」のHPは、立ち上がりましたらまたこちらでお知らせしたいと思います。

松本市長「菅谷 昭」氏・・・政府 汚染の深刻さを未だ理解せず

FNホールディングのサイトhttp://www.fng-net.co.jp/itv/2012/120312.htmlより、主な内容の転載です。

――福島の原発事故から1年。この間の政府の対応を振り返って…。
私は福島で原発事故が起きた当初から、放射能汚染の問題についてはチェルノブイリに学び、チェルノブイリから情報を収集することが大事だと訴え続けていた。私は事故直後からヨウ素剤服用の重要性を説明し、さらに服用に関しては、基本的には被曝する前に摂取しなければ効果が低いということも言ってきた。政府はいざという時の対応が全く出来ていなかったということだ。

――まだまだ伏せられている情報がたくさんある…。
汚染マップなどが一般公開されなければ、国民は情報を得ることが出来ず、正確な判断が出来ない。中でも私が心配しているのはストロンチウムについての情報だが、仮に政府がその情報を持っていて、敢えて表に出さないのであれば、それは隠蔽だ。また、甲状腺がんを引き起こす原因となる放射性ヨウ素の汚染マップも出されていない。今、手に入るセシウム汚染状況を見るだけでも、放射性ヨウ素に汚染されている人が予想以上に存在するのではないかと心配している。出来れば「ベクレル/平方メートル」で統一すべきだ。

――国に現場の声を拾う姿勢があまりにも乏しい…。
出てくる情報は予想を遥かに超えて汚染が酷い。 今回の事故で放出された放射性物質はチェノブイル事故の時の10分の1~2程度と言われていたが、この図を見ると、むしろ福島の方が汚染度合いは高い。私は、この図で青色に塗られた地域に関しては、せめて子どもたちだけでも避難させたほうが良いと思う。実際に、こういった真実が徐々に住民に伝わり始めたことで、最近では自主的に福島から移住する人たちが増えてきている。チェルノブイリの低染量被曝地で起こっていることを知れば、それは当然の選択だろう。

――一方で、川内村では帰村宣言が出されたが…。 
ベラルーシでは原発から90km地点の軽度汚染地域と指定されているモーズリ(私も住んでいた地域)でも、子どもたちの免疫機能が落ち、風邪が治りにくくなったり、非常に疲れやすくなったり、貧血になるといった、いわゆるチェルノブイリエイズの症状が出ている。 福島でモーズリに相当する汚染地域をこの図で比較してみると、福島市や郡山市も含まれていることがわかる。


――移動費用として一家族あたりに4000万円を払ったとしても、災害復興費用の23兆円には到底届かない。除染よりも強制移住にお金を使った方が遥かに効果的では…。
国は、除染に過度に期待しすぎていると思う。 例え20cm削ったとしても、チェルノブイリの高汚染地域では25年経っても住めないことが分かっている。中途半端に除染しても元のようには戻らず、結局、自然に放射性物質が無くなるのを数十年以上かけて待つしかない。それなのに数年で帰還させるような指示を国のトップが出すということは、やはり、政府は汚染状況がいかに深刻なのかがわかっていないのだ。

――食料汚染の問題も心配だ…。
放射性物質は目には見えないため、高度汚染区域や軽度汚染区域に入っても何も感じない。しかし、そこに住み続けることによって受ける被害は、チェルノブイリが証明している。 ベラルーシ共和国は貿易制限等があり、多くの食料を地産地消で賄っているが、そこに住む成人の体内セシウム蓄積量は、他の地域に住む成人よりも高いという結果も出ている。

――このような重大な事故を引き起こしていながら、原発推進派の人間は誰も責任を取っていない。これも大きな問題だ…。
私もこの一年間、出来る限りの声を上げて来たつもりだが、一向に前に進まない。しかし、言い続けないことには動かない。或いは市民運動や国民運動を起こさない限り、今の日本が正しい方向に進むことは難しいのかもしれない。とにかく、今後は低線量被曝が及ぼす健康被害問題をしっかりと見ていかなくてはならない。

2012年3月22日木曜日

土壌放射能測定(簡易)測定結果 2

東北本線白石駅付近プランター
(福島第一原発から73km)
の土(原発事故の前から現在まで屋外に放置されたもの)測定してきました。

1回目の測定(白石蔵王駅付近)との違いは
・プランターの土をかき混ぜている
・去年の夏にスイカを育てている
ということです。

測定結果↓↓↓です。

I-131  検出せず
Cs-137  322 ± 67
Cs-134  244 ± 58


合計 566 ± 125


プランターの場合、土の採取方法はあまり細かく指定されませんので、上澄みを1㌔強採取して測定します。
しかし、畑の場合だと採取方法が指定されています。
詳しくは予約の電話の際に説明されるかと思います。

放射線対策請願 再び継続審査に 県議会常任委

3/22の河北新報の記事より

 県議会は21日、6常任委員会を開いた。保健福祉委員会では16日閉会した2月定例会で継続審査となった放射能対策の強化を求める請願の審査を行い、採決の結果、再び継続審査となった。
 審議では「健康調査は必要ない」と結論付けた県の有識者会議の委員が2月定例会中の常任委の参考人聴取で、一定程度の調査の必要性を私的した点について、執行部の考えをただした。岡部敦保健福祉部長は「費用負担や保健福祉部長は「費用負担や専門医の確保などの問題があるが、国が担保すれば県としてできることはしたい」と述べた。
 採決では、請願が求める健康調査の実施に向けた課題の整理や国の対応を見極める必要があるとして、継続審査とした。
 同委員会の所属委員は4月中旬、宮城復興局に対し、宮城、福島両県の放射能対策の格差をなくすよう要請する方針。

◇◇◇転載以上◇◇◇

また、昨日の仙台放送ニュースでも取り上げられていました。
「健康調査請願」また継続審議も・・・
http://ox-tv.jp/supernews/#28688
(リンク切れで見れなくなったらすみません)

少しづつではありますが、県の風向きも変わってきているのでしょうか?
私たちの会をはじめ、宮城県で立ち上がっている様々な会からも健康調査については、継続的な調査を求めるよう要望が出されています。

国は、「自治体からの要望があれば・・・」、県は、「国からの指示があれば・・・」と、私たちはこの返答を繰り返し聞いてきたような気がします。

放射能の影響、低線量被ばくによる影響、ましてや、大人の数倍影響を受けやすいと言われている子どもたちにとっては、この先、どのような影響が出てくるか分かりません。
子どもの健康管理を徹底し、こまめに経過観察しながら何かあればフォローできる体制を整えることが、不安解消にもつながっていくのではないでしょうか?
当初、細野大臣が丸森に視察に来た際には、「宮城でも福島と同等に考える必要があると」と早い段階で仰っていました。
是非、その実現に向けて、自治体、国が一丸となって取り組んで欲しいものです。

2012年3月21日水曜日

3/16に仙台で行われたバンダジェフスキー氏の講演会

こちらのサイトhttp://togetter.com/li/273981 で講演内容がまとめられています。
この中から、いくつか参考になりそうな主な内容を掲載させていただきます。

〇ベラルーシ、ウクライナなどの旧ソ連西部はチェルノ事故で甚大な被害を受けたが、その後の調査で60年代頃から継続的に放射能汚染があったことが分かっている。

〇’50年代からの出生率と死亡率の推移を集めた統計によると、90年代に死亡率が出生率を上回り、どんどん増加しており、ベラルーシは人口が減少の一途をたどっている。

〇その死因のうち52.7%は心血管疾患、次いで癌が13.8%、多臓器の不全等が以下に続く。ベラルーシでの心血管疾患は現在も増加。

北欧諸国やドイツは事故後すぐに非常に厳しい放射能対策をとってきたため、その結果が反映され、10万人中35人程度の発症となっている。

〇現在ベラルーシでは10万人あたりの甲状腺癌の発症率は200人。当初癌の発生には数10年を要すると考えられていたが、実際には90年からぐっと増加し、99年にさらに急激に増加。現在ではその原因が放射能によるものであると、ヨーロッパでは認定されている。

〇臓器にたまったセシウムを計測したグラフでは、もっともたまりやすい器官から順に、甲状腺、心筋、骨格筋、小腸、膵臓、脳と続く。子供の臓器には大人の3倍-4倍ものセシウムが蓄積する。

〇おおむね、体内のセシウム量が25-30bq/kg程度に達すると様々な症状が表面化してくる。50bq/kgになると重篤な症状になる。

〇現在宮城県は仙台市内で500bq/kg程度、高汚染地区の県南部を除いた地区で1000bq/kgの汚染が平均値として出ている。現在ミンスクでは2-300bq/kgキエフで500bq/kgの汚染状況であるが、この程度の汚染値でも、かなり深刻な健康被害が出ていることに留意されたい。


日本では尿検査で大体の汚染を調べる方法が現実的。尿検査で出た値×150÷体重の計算式で、1kgあたりの大体の汚染値が分かるとされている。現在様々な地区で子供を中心とした検査値が上がってきているが、宮城と山形の子供の汚染値が東京以上に上がってきている。


〇岩手県で尿検査値最大6-7bqの値が出た子供が2人いた。これをkg換算すると体重30kgと仮定したとき、6×150÷30=30bq/kgで、チェルノ時の研究ではすでに健康被害が目に見えて出てくる程度の汚染値に達している。 

〇内部被ばくによる健康被害は、汚染地から少し離れた地域の方が深刻になる傾向にある。少し離れた都市部、つまり仙台などはまさにそれに当てはまる。少し離れていることで人々の意識が緩くなり、危機感に欠ける傾向にあるため。これを忘れず、ちょっとだけならいいか、という甘えを絶対にやめること。特に子供を持つ方はいくら用心してもやり過ぎることはない。

2012年3月18日日曜日

除染に関する住民説明会

白石市では、除染に関する住民説明会が行われるようです。
◇◇◇白石市HPより抜粋◇◇◇
http://www.city.shiroishi.miyagi.jp/section/taisaku/etc/setsumeikai.html
説明会日程

地 区 月 日 時 間 会 場 
越河地区 3月22日(木) 19:00~ 越河公民館 
斎川地区 3月28日(水) 19:00~ 斎川公民館 
大平地区 3月29日(木) 19:00~ 大平公民館 
大鷹沢地区 4月 2日(月) 19:00~ 大鷹沢公民館 
小原地区 4月 4日(水) 19:00~ 小原公民館 
福岡地区 4月 6日(金) 19:00~ 福岡公民館 
白川地区 4月 9日(月) 19:00~ 白川公民館 
白石地区 4月10日(火) 19:00~ 白石市役所 
白石地区 4月11日(水) 19:00~ 中央公民館 
福岡深谷地区 4月12日(木) 19:00~ 深谷公民館

2012年3月17日土曜日

みんなで学ぼう!損害賠償と健康管理

「尿検査から見えてきたもの~健康管理調査の必要性」講演会のご案内です。

以下、「子どもたちを放射能から守るみやぎネットワーク」より転載です。
http://kodomomiyagi.blog.fc2.com/blog-entry-92.html

東電福島原発事故の発生から一年。
放射能汚染は県境を越えて広がり続け、深刻な影響が続いています。
2011年12月に出された「自主的避難等に関する指針」は、避難した人、とどまった人の双方に対する賠償の指針ですが、その対象は、福島県の一部にとどまり、同じように放射能汚染の被害を受けている宮城県は対象外とされています。
宮城県の南部でも、移住を決意された人、農業をあきらめた人もいらっしゃいます。しかし、宮城県では、牛肉や原木しいたけのように出荷停止にならなければ行政は賠償請求を行わないこと、そのため、「風評被害」によって売り上げが下がっても、宮城県では賠償請求を諦めている現状があるのではないでしょうか。逆に、行政も「国は賠償をしてくれない」という思いがあるため、極力「隠そう」とする現実があります。
本来は、こうした原発被害に対しても、正当な賠償を受け取る権利があります。現在の賠償の指針の内容と問題点、可能性、健康管理などについて、講師をお招きして勉強会を開きます。
どうぞ、お気軽にご参加下さい。



2012年3月14日水曜日

小学校校庭で除染作業

◇◇◇NHK仙台放送局から抜粋◇◇◇
 http://www.nhk.or.jp/lnews/sendai/6003689621.htm
仙台市太白区の小学校で校庭の空間放射線量が国の基準を上回ったことから、仙台市は、校庭の土砂の表面を取り除く作業を行っています。
14日から除染作業が始まったのは仙台太白区にある仙台市立富沢小学校です。
仙台市教育委員会では東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて市内の27の中学校に測定器を配備し、周辺の小中学校にもそれを貸し出して各学校が独自に敷地内の空間の放射線量を測定しています。
富沢小学校ではことし1月、校庭の地上50センチの空間の放射線量が最大で1時間あたり0.33マイクロシーベルトと国の基準の0.23マイクロシーベルトを30か所のうち12か所で上回りました。
このため仙台市では14日から線量が高かった校庭の東側のおよそ600平方メートルの範囲の土砂の表面を取り除く除染作業を始め作業員がスコップで校庭の表面の土砂を削り取り、土のう袋に詰めていました。
仙台市内ではプール掃除の際に出た泥や側溝の泥から国の基準を上回る放射線量が想定され除染作業が行われたことがありますが、学校で空間の放射線量が国の基準を上回るのは今回が初めてで、仙台市は、風で校庭の表面の砂や土が東側に集められた結果、高い値が測定された可能性があるとしています。
仙台市教育委員会の八巻賢一教育指導課長は「児童と保護者が安心できるよう対策と情報公開に努めたい」と話していました。
◇◇◇抜粋以上◇◇◇


2012年3月12日月曜日

白石市からの回答

2月6日に提出した白石市への要望書に対する回答です。




宮城県からの回答

先日私たち『子ども白石』が出した要望書(要望内容)に対する回答をいただきました











NHK[ETV特集]「ネットワークでつくる放射能汚染地図5埋もれた初期被曝を追え」

3月11日にNHKで放送された内容です。

◇◇◇NHKのサイトより抜粋◇◇◇
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2012/0311.html
福島第一原発事故は事故初期に大量の放射能を環境中に放出した。中でもヨウ素131は、チェルノブイリでは、体内に取り込んだ子どもの一部に、甲状腺がんが現れるなど、その危険性は国際的に認められている。

しかし、今回の事故では、住民にヨウ素131の影響がどれだけあったのか、その詳細はわかっていない。ヨウ素131は半減期8日と短い間に消失してしまうため、早期の測定、調査が必要とされてきた。しかし、国は、事故初期の現場の混乱などによって、ヨウ素131の動きを十分に捕まえることができず、住民の内部被ばく調査も行うことがなかった。

浪江町対馬地区は事故初期から大量の放射能におそわれた。環境中に大量のヨウ素131があったと見られる時期も、多くの住民にその情報は届いてはいなかった。無防備なままヨウ素131にさらされた可能性がある住民の間では、子どもへの影響を懸念し、どれだけ被ばくしたのか知りたいという声があがっている。

どうすれが事故初期の被ばくの実態に迫れるのか。取材を進める中で、事故初期に独自の甲状腺調査が行われていたことや、これまで公開されていなかた原発周辺のデータがあることが判明。放射能測定の草分け岡野眞冶博士や気象シミュレーションを行う研究者たちとネットワークを築き、その解明に挑む。
◇◇◇以上◇◇◇

放送内容では、原発周辺から回収したデータを元に、ヨウ素131がどのように環境中に放出されたかという検証や、実測値をもとに甲状腺が受けた被曝線量を推計したデータが示されています。
〇最も多く取り込んだ人の甲状腺等価線量を試算
〇3月12日に一度に取り込まれたと仮定
大人経口:93mSv 吸入:87mSv
4歳児経口:434mSv 吸入:400mSv
1歳児経口:811mSv 吸入:753mSv
あくまで仮定に基づく試算で、実際にはこれよりかなり低い数値になるのではないか?
リスクがあるかもしれないという前提で、それをきちんとサポートしていくことが必要。
定期的な健診が必要だと申し上げたい。
・・・という見解でした。

放送を見逃した方は、こちらでご覧になれます。
http://bww.jp/r/




2012年3月7日水曜日

アクロ(ACRO)による日本の放射能モニタリング結果

フランスのアクロによる、モニタリングの結果です。
http://www.acro.eu.org/OCJ_jp#27

掃除機のほこり、子どもの尿分析結果が出ています。
測定した地域は、福島、宮城、岩手、千葉、東京、神奈川、埼玉です。

ほこりに関しては、伊達市、飯坂町では8000ベクレル/㎏を超えており、白石市越河でも6010ベクレル/㎏と、ハイレベルで汚染されていることが分かります。


子どもの尿分析結果では、福島第一原発からの距離にかかわらず、広範囲での内部被曝が確認されています。

〇23名中、15名の尿から放射性セシウム検出。
〇検出レベルは、0.79~3.89/L
〇9月末測定で最高値4.64ベクレル/Lが、3ヵ月後の検査→0.87ベクレル/Lに減少

詳しい内容については、福島老朽原発を考える会(フクロウの会)のサイトで報告されておりますのでこちらをご覧下さい。
尿検査結果で記者会見ー宮城・岩手・千葉県など広い範囲でセシウム検出

また、尿を分析した子どもの生活状況もこちらに詳しくまとめられています。
福島・岩手・宮城・千葉県の子どもの尿検査結果
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/files/20123_merged.pdf


2012年3月6日火曜日

土壌放射能濃度(簡易)測定 1

白石市放射能対策室で土壌放射能濃度の簡易測定をしてきました。
測定には、食品同様色々準備が必要です。
*土の準備
・白石市内の土に限ります。
・これは、あくまでも『個人、または農家の方が作物を作る目的で使用する土に限る』ようです。
・計測に使用する量は1kgですが、少し多めに持っていったほうがいいようです。
・水を多く含んでいる土の場合、正しい計測が出来ないとの事なので、少し乾かしてからと言われました。(乾燥させすぎてカラカラの砂状でも良くないようです)
・雑草や、小石なども取り除いておいたほうがいいと思います。
・測定後の土は、どんなに汚染されていたとしても、自分で持ち帰ります。 
    
*計測の予約
・主に電話での予約になります。0224−25−3720 
詳しい事はhttp://www.city.shiroishi.miyagi.jp/section/taisaku/index.htmlを見てみて下さい。

土の計測時間は10分です。
その場で終わるのを待っていてもいいし、後で取りにくる事も出来ます。

※現在は少し変わったようで、朝土を持参して、午後3時以降に土を引き取りにいくというやり方になったようです。



結果が出た後、食品のようにスペクトルデータは貰えません。
「スペクトルください」と言ってもいただけません。
変わりの紙に手書きで結果が記載されて、これを持ち帰ります。


対策室の方にいくつか質問してきました。*質問 :回答

*なぜ土壌の測定が出来る事をHPに載せないんですか?

:土壌の測定は県がやっているからです。
 農地の基準はあるが、庭土の基準がないのでHPには掲載しません。



*この濃度結構高いですよね

:一応ここに放射線の線量計ベッタリくっつけて、μSvにすると0、2くらい。



*子供達が通う幼稚園や保育園などの砂場もこのくらいの濃度ってことですよね

:bqのものを、なんぼほど取り込んだらっていうことで・・・

*白石市や、対策室は、いまのところ外部被曝のことしか考えてないってことですか?

:そうですね。
 保育園や幼稚園の砂場は0、2だったら子供達が遊んでも大丈夫です。

*スペクトルデータ貰いたいんですけど

:スペクトルデータは、食品のものと違って、プラスマイナスが出してもらえるので、このように別の紙に書いて出してます。
 職員もスペクトルデータについて説明が出来ませんので、灰を測られた方にも出してません。



++++++++++++++++++++++++++++++

この日に計測した土は、白石蔵王駅の近くの震災前から外に置いてあったプランターの土です。
このkgを㎡に換算するには様々な数値が出てきますが、現時点での数値と
チェルノブイリ事故の際の基準と照らし合わせてみると
第三区分 放射線管理エリア 3万7千〜18万5千bq/㎡
に属する値と思われます。


2012年3月5日月曜日

2/26(日)白石市で行われた 「野口先生」の講演会の感想です

2月26日(日)白石市中央公民館にて、日本大学准教授、野口邦和先生による、「放射能からママと子どもを守るために」の講演会がありました。
参加した会のメンバーが、感想や主な内容をまとめてくれたので、以下ご覧下さい。↓↓↓


野口先生は、福島県二本松市、本宮市の放射線低減対策アドバイザーをしておられます。
お母さん目線の身近なところからの放射線対策が学べると思い、参加いたしました。

講演内容は、放射能とは?など、専門的な話から始まり、生活で気をつけることや福島県の現状と、幅広いお話でした。
その中で生活に役立てる内容もありましたので、一部ご紹介します。

<土壌汚染、除染について>
・農地については、耕したり上下の土を入れ替えることで線量は下がる。
・子どもが土を直接触る砂場は汚染されていない土を入れ替えるといい。傷口から放射性物質が 直接入るのは危険。
・除染は国で示した空間線量0.23マクロシーベルト/毎時が正しいかは疑問だが、細かく測定し、空間線量の高い場所を除染するといい。
・除染した土は、埋めても地下水を汚染することはない。

<食品について>
・昨年、国から出された食品の暫定基準は、安全の基準ではなく、ここまでは我慢して食べてくださいの基準。
・食品は、煮る、茹でるなどし、これから三年間は特に気をつける。(セシウム134が半減期を迎え減少するまで)
・福島県の農産物は現在、89%は放射性物質が不検出。(検出限界値は不明)
・マグロなどが放射性物質が濃縮し危険と言われているが、大きな魚は常に移動し、同じ場所にいるとは限らないので、汚染されているとは断定できない。

<薪について>
・汚染されている樹皮の部分を剥がせば、中は殆ど放射性物質は入っていない。
・汚染されているであろう灰については、ビニール袋等に入れ、人のよらない場所に埋める。(焼 却・灰については広報しろいし3月号5ページに記載あります。)

その他、様々な情報を頂ました。

野口先生は、内部被曝よりも外部被曝を気をつけようと話しており、今の白石市の汚染状況では、一部地域を除けば、さほど危険ではないという考えでしたが、健康被害の可能性はゼロではないというので気をつけようという観点からのお話でした。
この問題は専門家でも意見が多様であり、今回の話でも、安心出来る事と、疑問に感じた事がありました。
1人の専門家だけの話で終わらせず、色々な方の意見を聞き、個人で判断していく事が大切なんだと感じました。

以上


2012年3月1日木曜日

もうすぐ1年

あの震災から1年。
福島第一原子力発電所の事故から1年。

毎日食材とにらめっこの1年。

ヒステリックと言われた1年。

それでも仲間がいたから頑張れた1年。

こんな悲しい事故が二度と起こらない事を祈りながら、
そして今もなお事故による被害を受けた方々がいる事を
忘れない為にも。